西岡プロQ&A
「西岡良仁プロ!教えてQ&A!」
ということで
「西岡良仁プロの自分史トークイベント」から
(2023年11月に春日井市で開催)
ジュニア4名、一般3名の方からの質問に対して
西岡良仁プロがとても丁寧に回答してくださってます!
文字起こしをするにあたり、できるだけトークのニュアンスが変わらないように、そのままの会話言葉にしています。
構成の関係で、質問の順番を変更していますが
ご了承ください。
西岡プロの想いをぜひ、質問の回答からも感じ取っていただけたら嬉しいです
月の砂漠🌙プロジェクト
エグゼクティブプロデューサー
文字起こし 心美
※文章の引用、転載は不可
①隊長 こと 小椋等さんの質問
隊長🌟 中学3年生ではなく、ぴちぴちの
43歳、小椋等です。
さきほどIMGアカデミーの話が出て、ニックボロテリー氏にマルセロリオスのプレーをビデオでみるように言われたのは本当でしょうか
西岡プロ🎾 ああ、そうです
隊長🌟 私 大人からテニスを始めたんですけど、マルセロ・リオスに憧れてかれこれ20年
ラリーができない時代からドロップ、ジャックナイフをやっては試合で打ち込まれて、やり込められてきたんですけど、リオスと同じカウンターパンチなんじゃないかって思うんですね
去年(2022年)のSBCの杉田祐一さん戦でマッチポイントで、杉田祐一さんのフォア側エンドラインに突き刺すようなボールを西岡選手がフォアで削って、スライス気味にドロップを打ったんですよ
最後のマッチポイントで
あれとかは、リオスをみていた影響で自然と出たのか、それとも実はそんなに関係していないのか、ちょっと聞いてみたいなって思います
西岡プロ🎾 15歳くらいからリオス選手のYoutube まあ、昔の選手なので、現地で観ることはできなかったので、Youtubeで残ってる映像をみていたんですけど
一番僕が真似したというか、大事だと思ったのは、やはりネットに行く瞬間ですね
リオス選手もパワープレイヤーではないので、
僕みたいに後ろから一発で、エースとかもないんですけど、僕はハンドの感覚が結構あったほうなので
いつ、どういうタイミングでネットを取っていくか、リオス選手のドロッププレーはすごいじゃないですか
あれをめっちゃ真似していましたね
ジュニアの頃からネットにずっとドロップをやっていたので。
だから、今すごい上手くなったと思いますよ
隊長🌟 めちゃくちゃ、うまいです!
西岡プロ🎾 なので、その影響はあると思います
それは練習したっていうのもありますし、ただ、
それは正直イメージのところもあります。
さっき、僕が言ったような、やっぱりそういう
リオス選手をイメージしてみたりとか
そういうイメージを体現していくことで、
自分の中に入っていくこともあるので
そこのところは、小さい頃からイメージしながら、こんな風にやってたというのを
真似してたっていう感じですかね
隊長🌟 ありがとうございます
あの実はマルセロ・リオスを知らないですよね
みなさん
西岡プロ🎾 知らないですね・・笑
僕はマルセロ・リオスを有名にしたくて、
無駄に今Youtubeに出させてもらって、
マルセロ・リオスってフレーズを無駄に使っています(笑)
ありがとうございました
➁加藤さんの質問
トッププロを目指すジュニア加藤悠陽くんの保護者さん
加藤さん🌟 私の息子がプロになりたいと
言っていて、一生懸命練習をしていますが、
ジュニアの時代にどんなことを大切にして
いましたか
もしくは、大人になってから、ジュニアのとき
こうしておけば良かったっていうことって、
ありますか?
西岡プロ🎾 今何歳ですか?ちなみに。
加藤さん🌟 小学校5年生の11歳です。
西岡プロ🎾 本当にまさしく同じ歳くらいのときに、一つ上に勝てない子がいたんですよ
ずっと三重県でも勝てなくて、それがずっと悔しくて、ホームグランドに戻ったときに、練習するときに、その子をイメージして練習していました。
ただの球出しあるじゃないですか
ボールだしてもらう
あのボールを練習の時に、その子を向こう側にイメージしながら打ったんですよ
これだったら、あの子捕れないとか、いや、これだったら、あの子捕れるとか
っていうのをめちゃくちゃイメージして練習してきていて、これは今でも大事だと思っていて
相手をどれだけイメージできて、自分をどれだけイメージして練習をしていくか
これ結構、僕の中で上達の秘訣だと思っているので
ただボールを打って上手くなった、成長してるな じゃなくて、ちょっとずつ そういう何かしら上手くなれる方向性をイメージしながらやるべきだと思います。これは今からでも全然、できることだと思っていて。
なので、僕はそれを常にやってましたね。
同じ歳くらいのときに。
やっとけば良かったなっていうことに関しては、
正直そこまでは、僕は後悔はあまりないですね。
まあ、もちろん、もうちょっと、いろんな
トレーニングとかを小さいときにやっていたりすれば、良かったのかなと思いますけど。
でも、それはそれで今はあるんで
一番やるべきは、たぶん、そういうただボールを
打つだけでなく、いろんなものをイメージして
練習することだとは思います。
③大竹里瀬奈ちゃん(中2)の質問
大竹里瀬奈ちゃん🌟 試合前に雨などで、
思うように練習ができないときは、どうしていますか
西岡プロ🎾 そうですね
雨で結構中断するときとかって、結構あって
ツアーとかでも、結構あるんですね
インドアコートがないときなんかは、テニスができないので、正直、どうしようもないです。
これに関しては。
僕たちもテニスができないなら、やることができないってことがあるんですよ
ただ、まあ、やっぱり、雨の中でもやれる準備って、少しでも体動かしたりとか、あとは、結構、ずっと天気をみたりしています。
携帯で今だとレーダーがみれるので、何時ぐらいから雨がやむんじゃないかとか、結構、予測できるんですよね
なので、そういう状態になって、本部とかに行って、やんだら、何時くらいからできるとか、すごい細かい情報をめっちゃ手に入れるんですよ
何時から、もし止んで、こうなったらテニスやってもいい?とか、そこをすごい細かくやっています。そうなったら、テニスができるって言われたら、じゃあ、その時間に合わせて動いておくとか、
という風にやるので、もう雨が降って「あー」っていうよりは、どうやってできるかなっていうものを結構頑張ります。それでもできなければ、もうできないです。
④大内くん(中3)の質問
大内くん🌟 テニスと勉強はどうやって両立していましたか
西岡プロ🎾 ごめんなさい
両立していなかったです
すみませんでした
お母さん、申し訳ないです
でもですね
学業っていう面で言えば、僕は正直してないので、はっきり「してない」です。
ただ、一テニスにおいては、いろんなものは学んだかもです。
それを勉強って言っていいのであれば、僕はプロになりたかったので、そういう勉強をしてました。
それは何かというと、さっき、言ったみたいなイメージする能力だったりとか、どうやったら、自分の球が上手くなっていけるのか、強くなっていけるのかっていうのを常日頃から、ずっと考えていたんですよ
それも広くてみたらテニスの勉強なので、そういう風なことをやっていましたね
それは、まあ、勉強と言っていいのか、分からないですけど、あとは、本当に自分が惹かれて必要だと思ったもの
さっき出てきた 僕なりにはすごい必要だと思ったので、いわゆる確率論とか、読んだのも、結構、僕の中ではとても必要なことだったんですね
そういうことに関しては、めちゃくちゃ勉強しました。
なので、学業はちょっとしてなかったんですけど、必要だと思うことの勉強はめちゃくちゃしていました。
⑤鈴木くん(中3)の質問
鈴木くん🌟 自分が腑抜けな試合をしたら、どのようにして、次の試合に臨んでいますか
西岡プロ🎾 さっきの勉強の話にすごい似ていて、僕はすごい試合とかの細かい瞬間をかなり覚えていて、なんか試合に負けた ただ負けたとかじゃなくて。
フォアハンドが今日は、入らなかったから負けた
もちろん、これはすごい大事なことで、
「なんで負けたか」っていう理由とちゃんと把握するようにしています。
で、僕はもうちょっと細かいところまで、踏み込んでいって、いわゆる大事な瞬間があると思うんですよ。
試合の中で。
結構、簡単にいうと4-4のデユースとか、ブレイクポイントの瞬間とか
ああいうときって、結構、試合を左右する瞬間だと思うんですけど、その瞬間てどういうことが起きたのか、あの瞬間に自分は何ができたのかっていうのを結構覚えていて、その大事な瞬間になんでできなかったかっていうのを結構考えます。
なんで負けたのか、負けたっていうのは結構理由があって、あの瞬間のあのときに、
これができませんでした だから負けたんだったら、次来る瞬間をそういう同じような瞬間でできるようにしようとか、それこそ理由がフォアハンドが上手くいかなかった
じゃあフォアハンドをもう少し上手く打てたら、勝ったんじゃないかと思うんだったら
僕は後日の練習をフォアハンドのクロスコートだけ練習します。
全部上手くなるって、すごい難しくてプロでも全部は上手くなれないですよ
練習が決められた2時間なら、2時間のうちに上手くなれることって限られていて
だったら、その試合の時に、負けたことを次の日は練習して上達していくのが大事
で、また試合に行って負けたら、次はなんの原因があるか
じゃあ、次はこれが原因だから練習しようって入っていって
そういう風に僕は分析して時間を使っています
レッスン会の時の質問
➀ジュニアの子からの質問
質問🌟 今、この早いコート(体育館)ですぐ対応してずっとミスなく打ち返えすことができたと思うんですけど、いつもトッププロの速い球とかにいろんな変化をつけて相手は打ってくるとおもうんですけど、やはり、そういう中でも自分がミスなくコートに入れ続ける秘訣を教えてください
西岡プロ🎾 やはり最初言ったみたいにすごい打点がすごい大事で。
じゃあ打点どうやってとるの?って話だと思うんだけど、もちろん、最初は無理。何球か打たないとこのサーフェスがどんな感じで速いのかとか全然、分からないけど、何球かやっていくうちにだいたいこのタイミングでボールがくるとか、結構わかるようになっていく
これは、みんな一応、長いことテニスをやっているので、結構、それを早く感じることができて、この能力はプロになっていくうえで、すごい大事で。
やっぱり、その来週、急にサーフェスが変わったりとか、それこそ、過去、何回かあるけど、クレーコートの大会でてるのに、雨が降ってきたから、インドアに移動してハードコートで試合したりとか、それをハードで1試合やったけれど、次、晴れたから、その日のうちにクレーコート行ってもう一回試合したりとか、そういうのが多々あるから。
サーフェスが変わるという状況は、少なくともプロの間ではありえるので、やっぱり
それは僕らの中でどれだけ、速くボールが飛んでくるのか、で、ボール構える瞬間、フォアハンドはこういうふうに構えたいとか、ナダルだったらこうやってるよねとか
たぶん、今だったらアルカロスだったら、こういうふうに構えるよねとか
そういうのは結構、大事なんだけど、あんまり、そこに重きを置いてない。
今日、僕、テニスしてるときに打ち方とか全然、気にしていなくて、とりあえず、みんなにボールを返さないといけないから、まず、絶対、前でとる。
体の前でとるためにはいつ構えたらいいんだろう。って何人かには言っていたけど、
ネット超えたら構えといてと言ったけど、結構、みんなの構えと僕の構えは違って、みんなの構えはいわゆる、選手がラケット持ってる瞬間、これ、構えだと思っているけど
これは「構え」という動作で、本当の「構え」はいつでも打てる瞬間、いつでもラケットが出せるこの瞬間が構えで、ラケットを持っている間は「構え」じゃない
これが結構、みんなの中で僕らと違う感覚
だから、構えてねといったら、ラケットを打てるこの瞬間まで持っていくのが「構え」
これを覚えていくと、急にサーフェスが変わった 速いとか遅いとかのときに対応しやすいです
②ラスボスさんからの質問
ラスボスさん🌟 貴重な質問させていただきます
今、真後ろから西岡プロのストロークみさせていただいて、凄く曲がっていたんですね
ご自身もいわれていたんですけど、性格がまっすぐなのに、ボールが曲がる秘訣を教えてください
西岡プロ🎾 そうですよね
性格がまっすぐなほどストロークが曲がるらしいので(笑)
このコートが特殊なのもあります
ちょっと曲がりやすいコートではあるので
ただ、低い弾道のボールが来た時に結構、内側からラケットがでてくるんですね
外からラケットを回してくるのではなく、内側から回転をかけるので、その分、回転がかかってるんですよ
まっすぐなスピンボールというよりは、ちょっと回転が、内側からラケットがでてくる回転で、その分、バウンドしてからなんで、曲がるボールがくるっていうふうになっています
⬆️YouTuberのだっちチャンネル
⬆️YouTube90分西岡良仁プロ自分史トークイベント
⬆️YouTube60分西岡良仁プロとゲーム対決・レッスン会